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好きなものを好きなように

KAT-TUNはいつまでも私の光

ジャニーズのアイドルグループ、KAT-TUN

本日3月22日でCDデビュー10周年を迎えた。

 

10年前の今日。昨日のことのようにとまでは言わないが、それでもしっかり思い出せる。私は中学2年生だった。デビューのおよそ4年ほど前からずっとKAT-TUNが好きで、CDデビューを何よりも何よりも心待ちにしていた。少ないお小遣いをはたいてリリースされたシングル・アルバム・DVDをすべて購入した。

 

その日私はKAT-TUNファンの友人と2人で予約したCDショップへ行った。ソワソワしながらCDを受け取り、その足で近くのマックへ入り、友人の持ってきたポータブルCDプレイヤーでシングルとアルバムを聴いた。

あの時の、もう足元から湧き上がってくるような興奮は忘れられない。ライブやテレビでしか聴くことのできなかったデビュー前からの持ち歌が、こんな地元のマックでも聴けるようになったなんて、嬉しいどころの騒ぎではなかった。最高だ、KAT-TUNファンで本当によかったと涙が出そうになりながら何度も思った。これから先、この人たちは私をたくさん楽しませてくれるんだろうと、それが何より楽しみだった。

 

あれから10年が経った。本当に、本当に色々なことがあった。「アイドルって笑顔をくれる存在なんじゃないのかよ!」と思いながら泣きまくった日もたくさんあった。

 

でも私は、声を大にして言いたい。KAT-TUNファンは最高だ。あのデビューの日、10年前に感じた期待は私の中でまだ消えずに存在している。失ったもののことを考えると悲しいやら悔しいやら虚しいやらで未だに涙はたくさん出るけれど、もらったものだって抱えきれないくらいある。世間から見ると、失ったり傷ついたりするイメージの方が大きく見えるかもしれないけれど、所詮傍から見えるものなんてそんなものだ。

 

私はKAT-TUNを信じている。今までだって、一度も裏切られたことなんてない。半身もがれようとも、彼らはいつだって私たちの前に帰ってくるのだ。圧倒的な存在感をもって。「もう終わった」「今度こそだめかもしれない」と思う私は何度もその姿に圧倒されてきた。傷口を隠すでもなく癒すでもなく、まるごと自分たちのものにして昇華するKAT-TUNの姿を私は知っている。

 

充電期間なんて正直、体の良い言い方だと思う。事実上の活動休止だということは誰の目にも明らかだ。「戻ってきます」なんて言葉が本当になるかどうかすら分からない。今までの経験上、言葉は何の効力も持たないと私は思っている。

 

それでも、信じています。

KAT-TUNの過去と現在を。

そして今あの3人がKAT-TUNとして見ている未来を。

 

亀梨くん、上田くん、中丸くん、そして田口くん。

デビュー10周年、おめでとうございます。

心からの祝福と伝えきれないほどの感謝をこめて。