はじめに
KAT-TUNライブツアー10Ks!東京ドームで行われる3日間の公演に参加するにあたり、普段あまりこういうものは書かないのですが、あくまで自分のために、備忘録として1日ずつの感想を残しておきます。本当に自分勝手で後ろ向きなところも満載で、人に読んでもらうのは気が引けますが、一応ブログとしてあげておこうと思います。約14年間ひたすらKAT-TUNに青春と人生をささげてきた、しがないヲタクの独りよがりだと思って読んでいただけると幸いです。
4月29日
正直、これまでファンをやっていたなかで一番苦しかったライブだった。切なさや悔しさがどんどん襲ってきて、何度も息がつまった。6人時代の曲をたくさんやったのもあるかもしれないけど、KAT-TUN本人たちも、あえてその「不在」を隠さずにパフォーマンスしているようにも感じた。
NEVER AGAINでは赤西くんを思い出した。あの伸びやかな声にいつも震えた。
In Factでは田口くんを思い出した。レーザー飛び交う中でしなやかに踊る彼。
PERFECTでは聖を思い出した。この曲のラップが本当に好きだった。
そして何度も、この会場で騒いでいた10年間の自分を思い出していた。色んな席で、色んな恰好をして、色んなペンラを持って。泣いたり喜んだりしながら、私はいつだってKAT-TUNが好きだった。どんなふうに変わってしまっても、私が好きなのはKAT-TUNだった。それ以上でも以下でもない。
初めてドームでReal Faceを聴いて興奮したことも、赤西くんが帰ってきたときに喜びの歌で飛び跳ねたことも、5人になって歌詞が変わってしまったDモを聴いて泣いたことも、4人のRAYを見てあまりのかっこよさに絶叫したことも、全部が本当にあったことで。忘れられない大事な思い出だし、でも引きずられすぎても辛いだけだし。このバランスの難しさは2010年の夏からずっとずっと悩んできたところでもあった。今日のライブは、そのバランスがほんとうに危うくて、私自身もそうだけどたぶんKAT-TUN当人たちもそうだったんじゃないかなと、本当に勝手な想像ではあるけどちょっと思った。
最後、エンドロールで「KAT-TUN」の文字を見たとき、胸がつぶれそうだった。私は、この14年間ずっとこれを追いかけてきたんだと改めて、強く、感じた。どんな形であれ私が好きなのはずっとずっとKAT-TUNだ、きっとこれからも変わらない。本当にしんどくて自分でも引くくらい泣いてしまったけど、改めてKAT-TUNを追いかけようと思ったライブだった。
あとすっごくよかったのが、感謝祭でマラソン1位になった話をしてた上田くん。あの1位が上田くんにとってどんなに大きな財産になったか、あの話しぶりからひしひし伝わってきてぐっときた。ああいう自分の中で絶対的な自信につながるような体験って今後ずっと自分の背中を押し続けてくれると思うので、あの1位がこれからの上田くんの未来をもっともっと良いものにしてくれるだろうと期待してる。改めて、本当におめでとうございました。メンバー愛もファン愛もたくさん伝わってきて本当に嬉しかった。
ひとまず今日は過去を思い出しては泣くの繰り返しだったので、明日はもう少しラクに楽しんでこようと思う。