mood.

好きなものを好きなように

生きてるただそれだけで、君と走って行こう。

5月1日、KAT-TUN LIVE TOUR 10Ks!充電前ラストライブに参加してきましたので感想を。

 

正直始まる前は「KAT-TUNを殺して私も死んでやる」ってくらい思いつめてたけど、すべて終わった今はそんな気持ち1ミリもなくてただただ「KAT-TUNと一緒に生きてきてよかった」と思ってます。

 

「これで、一度終わってしまうんだ」と思いながら会場へきて、ライブが始まって。一瞬一瞬を目に焼き付けながら、いつも以上に声を張り上げて。たぶんそれは私だけじゃなかったから、だから会場全体がいつも以上の歓声に包まれてた。こんなに会場が一体になってうねるような盛り上がりをみせることって、本当に久しぶりだった。2007年の赤西くんが留学から復帰したときのライブと少し似た空気があった気がする。あの時もそうだった。KAT-TUNが好きだ、好きでよかった、KAT-TUNでいてくれてありがとうと、みんながその感情を爆発させていた。

 

すっごく嬉しくて楽しかったのは、みんなメンバーに煽られなくても声を出してたこと。6人もいると、「この曲のこの部分は聖が盛り上げる」とか「田口くんの振りに合わせてみんなでペンラを振るところ」とか割り振りみたいなものが自然と決まっていて。彼らがいなくなってしまってなんとなく消えそうになってしまってたその声や振りを、今回はみんなすごく積極的にやっていて泣きそうになった。みんな一緒にKAT-TUNと歩んできたんだよね・・

 

あと本当に今更なんですがPERFECTの歌詞が刺さりすぎてやばかった。

PERFECT MY FRIEND PERFECT YOUR MIND

一度きりのこの道だから
そんなことで悩み泣いても しょうがない
PERFECT MY FRIEND PERFECT YOUR MIND

君が行くなら間違いない
いつか再び同じ道へと続く

赤西くん脱退後、絶望して死にかけてた私をなんとなく救ってくれたのもこの曲だったなあ。「努力は必ず誰か見てるから、見てなきゃ俺からエール送るから」と歌ってた聖がとても好きだった。KAT-TUNでついた傷はいつだってKAT-TUN自身が癒してくれる。

 

UNLOCKの特効祭りも最高だった。だって炎と水と爆竹とレーザーが1曲のなかに詰め込めるだけ詰め込まれてるんだよ?控えめに言っても最高でしょう。あんなにいっしょくたに使ってもしっかりスマートでかっこよく見せるあのセンスはさすがKAT-TUNだなと思います。

 

最後の挨拶。だいたい3人とも毎回同じこと言うから予想はできてるんだけどやっぱり泣いた。前日と同じように亀梨くんがKAT-TUN6人全員の名前を出して、その瞬間の客席の嗚咽がもうすごかったです。今回は予想できたから頑張って泣くの抑えられたけど、前日の私もこんな感じで泣いてたんだろうな。

 

今でこそメンバーの脱退をネタに笑ってるけど、赤西くんの時は特に、ファンもKAT-TUNもお互いに気持ちを伝えあう場が少なかったから、メンバーの脱退を笑えなかった時期だって長いことあった。聖がいなくなって田口くんがいなくなって。こんなに悲しいことなのに少しずつ慣れてしまう。いつのまにか6人が遠くなり、5人が遠くなり、そしてきっと4人も遠くなってしまう。そのことを寂しく思いながら、それでも前向きにKAT-TUNを見続けてきたファンにとって、亀梨くんの口から聞く久しぶりのメンバーの名前は本当に本当に切なくて苦しくて、なにより温かいものでした。そして最後に亀梨くんが漏らした、心の底から出たような「ありがとう」にこの十数年のすべてが詰まっていたように思う。あの言葉はたぶんファンというよりも、あの5人に向けられたものではないかなあ。

 

中丸くんと上田くんの涙も、それを見ていた亀梨くんの笑顔も、抱き合う姿も手をつないで階段をのぼっていく姿も、本当に温かくて、ひとつひとつが尊い儀式のようだった。KAT-TUNを守り続けた3人の、お互いを労わり思いやる姿がひたすらに胸を打った。あの光景を見た瞬間、落ち着きかけてた涙腺が再度崩壊してしまったし、なんなら一緒にいた友人とちょっと声出して泣いた。本当に本当に、これまでKAT-TUNを守り続けてきてくれて、戦い続けてきてくれてありがとう。ありがとう。ありがとう。何度言ったってこの気持ちに追いつかない。KAT-TUNのファンで、本当に良かった。

 

そしてアンコール。「笑えーーー!!!」と叫びながら登場する上田くん*1に、泣きながら笑った。喜びの歌は、2007年に赤西くんが復帰したときもアンコールで歌ってたよね。ムービングステージで歌う6人をアリーナ席から飛び跳ねながら見てた、あの頃の私はまだセーラー服だった。今はもう社会人だというのに、あの頃と同じように飛び跳ねてるんだから笑ってしまう。本当にKAT-TUNと一緒に年を重ねてるんだよ。

 

グレジャニで「頑張ってるぞ天の声ー!」とまたもや叫ぶ上田くん。タメ旅は本当に上田くんの引き出しをたくさん見つけてくれた大切な番組だった。天の声さん見に来てたみたいでよかったね上田くん。

 

トリプルアンコ待ってるとき、久しぶりにあんなに必死にアンコールした。お願いだから出てきて、まだ行かないで、お願い、と必死に念じて、ちょっと泣きながら「KAT-TUN!」って叫んだ。Real Faceのイントロが流れた瞬間の歓声は完全に黄色かった。こんな声まだ出たのか!って我ながらびっくりした。1番だけ歌ってくれて、それでもまだ満足しない私たちにステージ上で会議するKAT-TUN。こんな状況だから、ただ3人が並んでるだけで嬉しくて大好きで切なかった。中丸くんはちょっと渋ってたけど(笑)、結局もう一度Peacefuldaysを歌ってくれて。KAT-TUNのスペルを全力で叫んで、全力で愛を伝えた。みんながみんな、1回目のPeacefuldaysを上回るくらいの大声でシャウトしてた。K!A!TTUN!

 

そしてトリプルアンコも終わって、KAT-TUNがまたステージに横並びになった。3人とも本当に清々しい顔をしていて、そして私たちも涙ぐみながらでも笑顔で見守っていて、それが本当に嬉しかった。あの瞬間、KAT-TUNとファンとの間で大切な何かを共有していた。お互いが、お互いをしっかり信頼しあえている、そんな素敵な関係になれた気がした。

 

ここ最近のライブではアンコールの声が続かずに立ち消えてしまったり、ファンの「えーーーー!」という不満な声でそのままさよならになってしまったりと、終わり方があまりよくなかったことが多かったけれど、今回は本当にお互いがお互いに満足して「またね」と言えた。だからトリプルアンコのあとはみんな変に居座らず素直に帰っていて、本当に素敵なお別れの仕方だったと思う。

 

 

本当に、KAT-TUNを好きでよかった。

これまで、大切な十数年間をKAT-TUNとして走ってくれてありがとう。私が青春を捧げたKAT-TUNを、亀梨くんと上田くんと中丸くんは人生かけて守ってくれたのだと思うと、本当に嬉しくて心強くて涙が出る。色々なことがあったけど、何度も何度も立ちあがってくれてありがとう。いつだって、最強の状態で私たちの前に姿を見せてくれてありがとう。しばらくは寂しくなるけど、戻ってきてくれたらまた笑顔で会いたい。特別なことは何もいらない。いつもみたいにまた、私たちの前に姿を見せてください。私たちもいつもみたいに、笑って歓迎する準備を整えておきます。

 

デビューから10年間、そして結成から15年、本当にお疲れ様でした。

そして何度だって言う、本当に本当に、KAT-TUNでいてくれてありがとう。

これからのKAT-TUN亀梨和也上田竜也、中丸雄一に幸多かれと祈る。

We are KAT-TUN

 

*1:だと思ってたんですけど、シューイチ密着見たらどうやらカメだったみたいです!きづかなかった